janvier 03, 2007

La belle et la bête




「美女と野獣」をビデオクラブで借りてきて娘と見た。絵本で読み聞かせているので娘はストーリーを知っているので、狼が出るよとか、ヤジュウが出るよ、とか教えてくれた。

ディズニーものが好きで、最近では「シンデレラ」「不思議の国のアリス」「ノートルダムドパリ」「美女と野獣」を見た。自分もすっかりファンだ。 いいのは吹き替えの声優の声だ。フランス語のお姫様役の声はいつも同じ人だが、歌がすばらしくいいし、きれいなフランス語なのでとても聞きやすい。

映画の後はお絵かきだ。狼がたくさん出てきたので、狼を書いてくれとせがまれて何とか描いた。下絵はお父さん、着色と胴体、足は娘の合作。ついでに隣に描いた丸顔のお友達。

以前お土産でいただいたモンサンミッシェルのシードルを飲んだ。これはりんごのいやみなにおいがなくてとても美味。

娘が寝たら別に借りてきたダビンチコードを見よう。

janvier 02, 2007

Belgique



28日から1日まで車でベルギーはBruggeとAntwerpen、Brusselに行ってきた。 Bruggeに二泊、Brusselに二泊の4泊5日の行程。

ParisからBruggeまでは4時間弱で着いた。国境には一応検問所があるが素通り、ベルギーに入ると標識がベルギー語になるので多少外国にきた気分になる。

Bruggeはフランスに近いのでフランス国籍の自動車も多い。 Bruggeはペギン会修道院(世界遺産)がほぼ中心にある石造りの小さな町。海から近いので古くから商人や職人が集まったところだそうだ。町には運河が流れていて、古いレンガ造りの建物といい調和を保っている。

ベルギーといえばビールだが、この日はBrugge Zotという地ビールを飲んだ。ベルギービールは果物でにおいや味をつけていることがよくあるのだが、個人的にはあまり好きでない。シンプルなピルスナー系が好み。この地ビールはコクがあって結構おいしかった。ちなみに、見たところアルコール度数は8~11と高めが多い様子。

アントワープではノートルダム大聖堂に行って、ルーベンスの絵を見てきた。教会は荘厳で(ちょうどお葬式をやっていた)ルーベンスの絵も何枚かある。アニメで有名な絵は二枚。昔は布がかけられていて、見るためには銀貨を払わなくてはならなかった。キリストの昇架とキリストの降架という。フランダースの犬の最後の場面はこのうちのキリストの降架という方である。YouTubeで最後の場面を見つけたので見たが、教会がよく描かれていた。 http://www.youtube.com/watch?v=4CgnKs1cmpg

アントワープは大工業都市。高速道路網が首都高並みに複雑で(というかパリがシンプルすぎか)、迷って一周してしまった。海や運河を渡るのにほとんどがトンネルだったのが印象的。

ブリュッセルはこれまた大都市でホテルまで着くのに一苦労した。この町は日本食がおいしいと日本食通のフランス語先生が行っていたので、持ってきたガイドブックをもとに試しに行ってみた。「三辰」という寿司屋。これが大当たり。お客の9割は日本人、しかもすべて予約席。なんだか、日本に戻った気分。頼んだのは、牡蠣フライ、うどん(子供に)、てんぷら、チラシ寿司。チラシ寿司は値も張ったがボリューム、質ともにすごかった。娘もうどんをつるつるたくさん食べていた。写真を撮るつもりが思わず忘れてしまった。(ので、サイトで見つけた他人様の写真を付けました)

ちなみに、Bruggeでも日本食料理屋「たぬき」に行こうとしたが、予約で満席で断念。日本食はこちらでも人気がある様子。 でも、パリでは中国人経営の変な日本レストランが山ほどあるが、その類はなかった。

大晦日の晩はトラピストビール(9度)とレッフ(同じ)で酔っ払って気がついたら新年だった。