octobre 27, 2012

ナイロビに着く

 ナイロビに到着。早速ナイロビ名物の渋滞にハマる。この渋滞は本当に深刻だ。ホテルから事務所まで3kmしかないのに2時間近くかかる!!じっと自動車の中で我慢。だが、この無駄な時間をどうにかしないと。

ホテル。 LER Appartments。YAYA Centerという大きなショッピングモールから歩いていけるところ。  (1°17'41.11"S 36°47'23.03"E)。1ベッドルーム。キッチンが結構広いのと明るい。洗濯はついてないので自分でやることになるが、アイロンがついていてよかった。
ホテル内にジムがあるので毎朝ジョギングできる。ジュバでは毎日外食だったが、自炊なので頑張れば健康的な生活が送れそう。
今日は、一緒に来ているおじさんと買い出しする。


octobre 25, 2012

ビルを貫通する道路

阪神高速道路の一部にビルを道路が貫通している区間がある。研修ではその場所も案内してくれた。ビルの5,6,7階部分は阪神高速がテナントになっているようにビルの案内はなっているらしい。区分地上権というものを取得してこのような構造が実現したそうだ。堺という過密の都市ならではの珍しい光景だ。いいものを見せてもらった。



日本での研修終了

 10月9日から10月19日にかけて南スーダン人を日本に招いた研修があった。いろんな会社や人に協力をしていただき、無事大きな事件もなくプログラムを 完了することができた。前回は飛行機に乗り遅れたりといろいろあったが、それが良い教訓になり準備がスムーズにいったと思う。

今回の目玉だったのは町田市が積極的に実施している市民による道路の維持管理のアドプトプログラムの紹介。「みちピカ町田」 と呼ばれる事業だ。堺川緑のルネッサンスというNPOの方々にと町田市の担当職員の方にご説明いただいた。NPOの方々の多くは年配の方だったが、流暢な英語で研修生に説明をいただき、とても感銘した。研修生もNPOの方々の熱意や、こういう市民参加により町や道路をきれいにするという考え方自体に共鳴したようだ。
「ボランティア活動を通じたコミュニティ(への寄与)に対する個人的な努力は人間にとって精神的にも身体的にも健康であり、そういうところでは一般的に社会自体が健全である。」と研修生はコメントしている。


さて、このプロジェクトの写真を来年のTICADなどに向けて開催された写真展に応募したら採用された。


 「2011年7月に独立した南スーダンでは、内戦で多くの技術者が失われるとともに、技術を学ぶ機会と継承が奪われてしまいました。私たちは、この失われてしまった機会を挽回するべく、道路を良い状態に保つための技術をプロジェクトを通じて移転しています。このような背景から、研修生の多くは既に年配であったり、簡単な計算も不慣れであったり、未亡人であったりしますが、学ぶことへの興味と好奇心はとても高く、一生懸命です。
 我が国の自衛隊のPKO活動を機にしばしばメディアに登場する南スーダンですが、南スーダン人ののひととなり、はなかなか伝わっていないと思います。勉強熱心で、誇り高く、礼儀正しい南スーダンの「ひと」が少しでも伝わることを願います。」としたためた。