またまたSalon des vinsが家の近くの催し場で開催されていたので出かけた。
行動開始が遅いフランス人の波にもまれないように朝一番で出かけようと思ったが、昨晩はどういうわけか娘が夜泣きして、2時くらいまで良く寝付けなかったため結局お昼間際に行くことになった。
前回行った時は地域別にブースがあったが今回はごちゃ混ぜだった。これは良し悪しで、好みが決まっている人には昨年のスタイルが回りやすいが、色々とりあえず試したい人には今年のスタイルの方が面白い。
大体全ての地域のワインを一通り試飲した。美味しいと思ったものは2本ずつくらい買った。やはり苦手なものもある。僕にとってはシラーというセパージュが入ったのはだめだ。とても野生的、で強く、個性がありすぎて馴染まない。無理して飲むと翌日頭痛に必ずなる。これはSud ouestやProvinsのワインによく入っている。あとはコルシカ島のものもあたりはずれが大きい。
一方、値段の割りに良いのはラングドックルシオン地方のワインだ。日本食に合うからである。ワイン産地としては新興地域で、安酒を主に造っているところらしいが、あたると非常によい。よいのは軽くて少しスパイシーですっきりしたもの。醤油を使った料理によく合う。
ボルドー、ブルゴーニュはさすがに平均していい。値が少し張るが、出す価値はあると思う。
今回は帰ってくる途中で道路にワインを落として1本割ってしまった。しかも一番よかったボルドーもの。残念だが仕方ない。助かったもう一本をしっかり味わおう。
juin 07, 2016
過去日記(仏検 2006年11月20日02:05)
2級を受けた。パリで仏検を実施するのは5年ぶりのことらしい。
1,2,3級が受験できる。日本には「準」がそれぞれの級の間にあるが、パリで受験できるのはこの3つのみ。
受験者は全クラスで100人超といったほどだろうか。結構多いことにびっくりした。自分の部屋の状況からいうとうち9割ほどは女性だった。圧倒的多数だ。若い女性が多い一方で、男性は自分の様なサラリーマン風の風体がほとんどだった。
何でも、やっていることは少しでも形にしておくことが大事だと思う。そうすることで、目標が出来るし、また、体系的にやるきっかけになる。
試験直後に回答が配られたのは新鮮だった。合格すれば1月に面接試験だ。
願わくば1級くらい取れるようになりたい。
1,2,3級が受験できる。日本には「準」がそれぞれの級の間にあるが、パリで受験できるのはこの3つのみ。
受験者は全クラスで100人超といったほどだろうか。結構多いことにびっくりした。自分の部屋の状況からいうとうち9割ほどは女性だった。圧倒的多数だ。若い女性が多い一方で、男性は自分の様なサラリーマン風の風体がほとんどだった。
何でも、やっていることは少しでも形にしておくことが大事だと思う。そうすることで、目標が出来るし、また、体系的にやるきっかけになる。
試験直後に回答が配られたのは新鮮だった。合格すれば1月に面接試験だ。
願わくば1級くらい取れるようになりたい。
過去日記(数学者広中平祐氏講演 2006年11月18日06:42)
今日は数学者広中平祐氏の講演会が日本文化センターであった。 広中平祐さんは数学のノーベル賞にあたるフィールズ章を受けた日本人数学者として著名な方らしい。例によって、無学の私は興味本位に公演に出かけた。
「数理の翼」という会がある。これは夏休みの時期に数学や物理の得意な学生を集めた合宿で、すごくレベルが高い。高専時代に私の中のよかった友達がそれに応募し、参加したことがあるが、かなりの刺激を受けていた。氏はこの創始者だ。
参加するのは容易ではない。当時は学校で一人だけ推薦してもらえた。その一人に選ばれるのも大変だし、選ばれたからといって、数理の翼の方でさらに選定があるので、敷居が高い。私も応募してみたが、当然落選した。
一番心に残ったのは「教育は捨石」だ。捨石は可能性のあるところに置くが、それを守ろうとすると大変なおちいる、という理屈。
会場には数学者らしいロンゲでメガネの方達がいた。そのスタイルに行き着くのはどうしてなのか、それが謎だ。
「数理の翼」という会がある。これは夏休みの時期に数学や物理の得意な学生を集めた合宿で、すごくレベルが高い。高専時代に私の中のよかった友達がそれに応募し、参加したことがあるが、かなりの刺激を受けていた。氏はこの創始者だ。
参加するのは容易ではない。当時は学校で一人だけ推薦してもらえた。その一人に選ばれるのも大変だし、選ばれたからといって、数理の翼の方でさらに選定があるので、敷居が高い。私も応募してみたが、当然落選した。
一番心に残ったのは「教育は捨石」だ。捨石は可能性のあるところに置くが、それを守ろうとすると大変なおちいる、という理屈。
会場には数学者らしいロンゲでメガネの方達がいた。そのスタイルに行き着くのはどうしてなのか、それが謎だ。
juin 05, 2016
過去日記(Beaujolais 2006年11月17日04:17)
定番ですが飲みました。
今朝のニュースでボジョレーのことをやっていた。フランスはワインを飲む人口がどんどん減っている。今週はボジョレーヌウーボーだね、なんて言っても、「あ、そうだった」といった感じだ。ニュースによると生産量の半分は輸出、一番は日本で生産量の20%が渡っているとのこと。次いでアメリカ。でもアメリカも最近は消費量が伸び悩んでいるとか。
急速に成長しているのはやはり中国。「ワインのことはあまり知らないが、あの国は吸収力がある」とコメントしていた。
先日、France2という国営放送で中国の特番をやっていた。北京近郊でパリ風のニュータウン建設が進んでいる一場面があった。実に良く出来ていて人が移ってなければ本物のパリかと思うほど。
でもなあ。もう20年も前になるか(げ)イワキのハワイアンセンターというところにいったことがある。変なところだった。お土産にハワイのマカダミアンナッツが買えるのだ。あれはまだあるのかなあ。一昔前は日本も同じ様に見えていたんだろうな。
ぶどうの収穫は9月頃なので、まだ2ヶ月。そんな短い期間でブドウがワインになってしまうのだ。深みはないけど、和食には合う。安いのでがぶがぶいける。値段は近くの店で5.9~7.3ユーロだった。
今朝のニュースでボジョレーのことをやっていた。フランスはワインを飲む人口がどんどん減っている。今週はボジョレーヌウーボーだね、なんて言っても、「あ、そうだった」といった感じだ。ニュースによると生産量の半分は輸出、一番は日本で生産量の20%が渡っているとのこと。次いでアメリカ。でもアメリカも最近は消費量が伸び悩んでいるとか。
急速に成長しているのはやはり中国。「ワインのことはあまり知らないが、あの国は吸収力がある」とコメントしていた。
先日、France2という国営放送で中国の特番をやっていた。北京近郊でパリ風のニュータウン建設が進んでいる一場面があった。実に良く出来ていて人が移ってなければ本物のパリかと思うほど。
でもなあ。もう20年も前になるか(げ)イワキのハワイアンセンターというところにいったことがある。変なところだった。お土産にハワイのマカダミアンナッツが買えるのだ。あれはまだあるのかなあ。一昔前は日本も同じ様に見えていたんだろうな。
ぶどうの収穫は9月頃なので、まだ2ヶ月。そんな短い期間でブドウがワインになってしまうのだ。深みはないけど、和食には合う。安いのでがぶがぶいける。値段は近くの店で5.9~7.3ユーロだった。
過去日記(Cadeaux 2006年11月14日03:51)
娘が「ホイル、ホイル」というので何かと思ったら、feuille(落葉)のことだった。上着のポケットからいろいろ出てきた。先日は公園でやはり落ち葉を拾って、近くの仏人お母さんにあげていた。
もうすぐ冬だね。
もうすぐ冬だね。
過去日記(Japon 2006年11月13日02:59 )
SAMURAI Japonという催しがあったので、餅が食いたいばかりに家族総出で出かけた。場所はパリ市内Bercy近くのふる倉庫を再開発した、ちょうど小樽のレンガ倉庫みたいな雰囲気のところ。
要するに日本の庶民文化、民謡、踊り、シャンソン、チャンバラ、漫画、食事を体験してもらおうというもの。
会場がすごい。倉庫を改造してあるのだが、超ゲテモノコテコテの内装。この中で超和風の芸が繰り返されるので、すごい迫力。
人出もまあまあで盛り上がっていた。
要するに日本の庶民文化、民謡、踊り、シャンソン、チャンバラ、漫画、食事を体験してもらおうというもの。
会場がすごい。倉庫を改造してあるのだが、超ゲテモノコテコテの内装。この中で超和風の芸が繰り返されるので、すごい迫力。
人出もまあまあで盛り上がっていた。
過去日記(じいちゃん婆ちゃんの活躍 2006年11月11日17:10)
友人の旦那さんが上海に転勤になるということで、来週は夫婦そろってアパート探しに上海に行くらしい。このご夫婦にはお子さんが2人いてその長女とうちの娘は同級生なので懇意にしてもらっている。
子供を連れて行くのかと思ったらそうではなく、旦那さんのお母さんがパリまで出てきて子供を2人とも面倒を見るそうだ。
フランスの子育てと日本の子育ては沢山違うところがあり、寒心するところが多い。その中でも、じいちゃん婆ちゃんの助けは感心してしまう。
フランスは夏に長期の夏のバカンスを取る習慣があるが、特に若い夫婦は子供を両親にポイッと預けて二人だけでどこかに行ってしまう。子供は物心つく前から一年の1ヶ月くらいは親から離れて暮らしている、ということになる。
なので、仕事で1週間出かけるからよろしくね、というのは当たり前だし、面倒を見る親御さんにとっても他愛もないことなのであろう。
もっとも、子育てに対して、「手を出すが、口も出す」らしい。「手は出さないが、口は出さない」あるいは「手は出さないが、口は出す」は、わが国の姿か。
子供を連れて行くのかと思ったらそうではなく、旦那さんのお母さんがパリまで出てきて子供を2人とも面倒を見るそうだ。
フランスの子育てと日本の子育ては沢山違うところがあり、寒心するところが多い。その中でも、じいちゃん婆ちゃんの助けは感心してしまう。
フランスは夏に長期の夏のバカンスを取る習慣があるが、特に若い夫婦は子供を両親にポイッと預けて二人だけでどこかに行ってしまう。子供は物心つく前から一年の1ヶ月くらいは親から離れて暮らしている、ということになる。
なので、仕事で1週間出かけるからよろしくね、というのは当たり前だし、面倒を見る親御さんにとっても他愛もないことなのであろう。
もっとも、子育てに対して、「手を出すが、口も出す」らしい。「手は出さないが、口は出さない」あるいは「手は出さないが、口は出す」は、わが国の姿か。
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