juin 07, 2016

過去日記(数学者広中平祐氏講演 2006年11月18日06:42)


今日は数学者広中平祐氏の講演会が日本文化センターであった。 広中平祐さんは数学のノーベル賞にあたるフィールズ章を受けた日本人数学者として著名な方らしい。例によって、無学の私は興味本位に公演に出かけた。 

「数理の翼」という会がある。これは夏休みの時期に数学や物理の得意な学生を集めた合宿で、すごくレベルが高い。高専時代に私の中のよかった友達がそれに応募し、参加したことがあるが、かなりの刺激を受けていた。氏はこの創始者だ。 

参加するのは容易ではない。当時は学校で一人だけ推薦してもらえた。その一人に選ばれるのも大変だし、選ばれたからといって、数理の翼の方でさらに選定があるので、敷居が高い。私も応募してみたが、当然落選した。 

一番心に残ったのは「教育は捨石」だ。捨石は可能性のあるところに置くが、それを守ろうとすると大変なおちいる、という理屈。 

会場には数学者らしいロンゲでメガネの方達がいた。そのスタイルに行き着くのはどうしてなのか、それが謎だ。


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