mars 30, 2013

イエイという町へ

ジュバから145km離れたイエイという町まで来た。標高が高くなるにつれて木々が増えて、熱帯雨林的な植生にだんだん変化していくのがわかった。
道路は2005年ころにリハビリされたそうだが、部分的にひどく損傷している。橋梁のほとんどは植民地時代の1917年ころに建設されたが、内戦で敵の進行を抑えるために破壊されたものがほとんど。
途中のライニャという街の真ん中に、頭の上に何かを抱えているモニュメントがあったので同行してくれているスタッフに尋ねると、「彼はルボンというひとで、英国の植民地時代にここから60km離れたイエイまで岩を運ばされた経験がモニュメントになっている」だそうだ。「彼は私のお爺さんなんだがね」とのこと。ジュバにいると身近に感じない内戦の歴史が地方に出るとまだすぐそこにあることがわかる。




mars 26, 2013

ジュバの桜


日本では今年の桜はすでに満開だとのニュース。家族も写真を送ってきてくれた。
という話を同僚としていたら、そこでも咲いてるよ、とのこと。見に行くと、プレハブの事務所の横の木に、桜のような花が咲いているのを発見した。

mars 25, 2013

高いところから眺めると


初めて足を踏み入れたのは2年前である。援助ブームもあり、ホテルが予約でいっぱいで取ることができず、たらい回しになったこともあった。今でも市内はホテルやビジネスビルの建設が真っ盛りだ。ただ、建設が止まっているものもよくあるが。
「平屋」つまりコンテナハウスやプレハブ以外のホテルはほとんどなかったが、このところ開業を迎えた4Fクラスのホテルがいくつか見られるようになった。
下の写真の奥に見えるオレンジ色の建物は建設中のシャロムホテル新館。我々の常宿だ。
ある送迎会の折に新しくできたホテルで食事をし、初めて上からジュバ市を見た。
3Fの屋上程度だと、人々の生活がよく見えすぎて、眺めを楽しむ、というよりは、格差を改めて確認したところ。