novembre 25, 2006

崩しと点

毎週水曜日は少林寺の練習をしている。
今日の練習は色々と宿題をもらった。
そのうちの一つは「点」。崩しをかけるときに点を意識するようにいわれた。
つまり、逆小手でも送小手でも他のどんな技でもいいのだが、崩した相手の状態が点で支えられていることである。これが、線や面になっていると、かからない、あるいは力ずくでかけるということになる。

崩した後は投げになるわけだが、このときも点が重要。つまり投げている支点がぶれないことである。
もう一つ思い出したが手先ではなく相手の肩を決めることを意識することが重要。

この方法がいいのはやはり効くからである。上膊取りを崩し+肩の極めで掛けられたら声が出せないほど効いた。

しかし、やるのは簡単でない。いつになったら出来るようになるか。

勤労感謝の日


勤労感謝の日、娘が幼稚園で絵を描いてきた。
幼稚園の先生の書いた日誌を読むと「特徴をとらえて書いていました」とあった。確かにそうだ。

ついこの前まで、目なのか鼻なのか良く分からない顔を書いていたが、もうしっかりと顔だと分かる。

novembre 20, 2006

仏検

2級を受けた。パリで仏検を実施するのは5年ぶりのことらしい。
1,2,3級が受験できる。日本には「準」がそれぞれの級の間にあるが、パリで受験できるのはこの3つのみ。

受験者は全クラスで100人超といったほどだろうか。結構多いことにびっくりした。自分の部屋の状況からいうとうち9割ほどは女性だった。圧倒的多数だ。若い女性が多い一方で、男性は自分の様なサラリーマン風の風体がほとんどだった。

何でも、やっていることは少しでも形にしておくことが大事だと思う。そうすることで、目標が出来るし、また、体系的にやるきっかけになる。

試験直後に回答が配られたのは新鮮だった。合格すれば1月に面接試験だ。

novembre 19, 2006

White Darkness



今日は娘をベビーシッターに預けてガルニエのオペラ座にバレーを見に行った。

題目は
AndréAuria
White Darness
Amoveo
の3つ。内容はコンテンポラリー。演出家はそれぞれEdourd Lock、Nacho Duato、Benjamin Millepiedだった。

以前白鳥の湖を見に行ってすごく感動したことがあるが、そのときに踊っていたAurélie Dupontが3つ目の題目で出る予定だった。

それぞれ演出は特徴的だったが、特に2番目のWhite Darknessはよかった。主役のMarie-Angnès Gillotの冴えた踊りには目を見張るものがあった。背が高いということもあるが、動きにぶれがなくて体の動きの軌跡がいつまでも残るように見える。ステージ自体は非常にシンプルだが、「砂」を天井から落とすことと丸と四角の照明の組み合わせがとても良くアクセントをつけていた。
時間も短く、一息で飲みきった生ビールののど越しだった。