mai 14, 2015

手賀沼

あまりないのだが出張が延期になりGWは日本にいられることになった。
自宅から近い手賀沼にドライブし、手賀沼湖畔の一部をジョギング。
天気も良かったのでジョギングと自転車をするひとが多かった。
少し前は若い女性のジョギングが多かったが、今はすっかり中年男性ばかりだ。
自分もその領域に入りつつあるが、ジョギングや自転車のような個人競技にシフトするのは感覚的によくわかる。チームや競技をやるのは個人的にも環境的にもなかなか難しくなると、自然に自分自身との競争になってゆく。
もう一つ、そういいながらもジョギングでも抜いたり抜かれたりがあり、それなりの競い合いがある。これがあるので、少し頑張ってみたりする。走っているときはいろんなことを考えているが、汗をかいているうちに忘れていたことや順序を間違っていたことを思い直すきっかけになる。
むかし、お経は完全に暗唱して筋肉で唱えることが重要という話を聞いたことがあるが、ジョギングはそれに近いように思う。



64

NHKでやっているドラマを見て単行本を思わず買ってしまった。
横山秀夫の「半落ち」は映画にもなったし単行本でも読んだことがあった。
本に挟まっていた解説に64に至るまで7年間何の作品も出せなかったそうだ。
NHKのドラマの臨場感もよい。かなり原作に忠実に葛藤や対立が描かれていると感じた。
「仕事」とか「家庭」とか「生き方」とか、そういうものが響く。