novembre 01, 2006
フランス語
今日はフランス語だったのだが、ふとしたことで見つけたAsano Motoeさんのエッセイをテーマにした。 http://www.espacestemps.net/document2028.html
題目は「ロジックで割り切れない部分に潜むその国の文化の深層心理」というもの。エッセイで取り上げているのは「土足」。Moteさんはフランス在住20年らしいのだが、仏人が家の中で靴を脱ぐと言う事についてどういう意識があるのかを、自らの経験に基づいて述べている。結論から言うと、仏語にも寝上の人や初対面の人に対して使う「Vous」と、親しい間で使う「Tu」の区別があるのであるが、Vousの間柄は靴を脱がず、Tuの間柄に到達した時に靴を脱ぐ、というもの。なるほど。とおもった。
自分の経験からでも、ある日仏人を家に招いた時、婦人はマルチカルチャルな人で、靴を脱いだ方が良いのか尋ねたものの、旦那の方は何もいわずそのまま家に入ったことがある。特段悪気を感じたわけでもなく、むしろ、その彼の普段と一味違う服装を見て「そうか」と思った。
つまり、自分が相手に対して一番綺麗にしている状態、が一番礼儀正しいという事なのである。靴を脱いで(きたない)足をさらすことは許されず、まして他の誰が履いたのか分からないスリッパを勧めると言うのはもっての外ということである。
ところでSalon du Chocolaなるものに出かけた。沢山の日本人がいた。娘は大喜び。私はもともとそれほど好きではないのであったが、、、、世の中にはチョコレートが好きな人がたくさんいるということを知る事ができた。
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