松戸市,野田市,柏市,流山市,我孫子市,鎌ケ谷市が共同で放射能量の測定を国に要望した。その中で松戸市がこれらの市に先立ち、携帯測定器によるものであるが観測結果を市のHPで公表を始めた。柏市は「市では対応できません」と、さじを投げているのに対し、松戸市の対応はずっと市民の視点に立って市民のためのサービスをしていると評価する。身の丈の中で出来ることをやる、という姿勢は伝わった。
そもそも国と同じ器械と専門家をそろえて測定することを考えていたらいつまでたっても測定はできないだろう。精度の問題はあるかもしれないが、独自でデータをしっかりと蓄積することをはじめたのは大いに意味がある。是非、その他の関東周辺の市町村も同調して欲しい。観測点を増やし、放射能の分散の様子をもっと細かいメッシュで解析することがこの問題に対する第一歩だと思う。本来は国や東電がやらなくてはならない仕事だと思うが、たぶん何も考えてないだろう。こういうところからもいかに今回の対応が局所的、近視的であるかわかる。
さて、測定結果であるが、松戸市中央公園で0.462マイクロシーベルト/hrと新聞で公表されている近傍(かなり遠いが)の値(さいたま市の0.053、市原市0.044)の10倍程度となっている。南相馬市と同じくらいの値だ。これからも注意が必要。
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