mai 23, 2016

過去日記(基本 2005年10月06日18:27)

先日お知らせした彼の行き先は大阪でなくて東京になったそうです。国際大会に合わせて既に日本に行ってしまいました。 

ところで昨日は少林寺の練習の日だったが、欠席者や早退者が多くて後半の一時間ほどは先生とマンツーマンの練習をした。練習したのは「両手寄り抜き」「両手巻き小手」「逆後手」「龍投げ」。そう、級拳士が練習する技だ。要するに先生としては基本が気になったらしい。正直なところ、この程度のものは既に習得していると自負していた面があったが、その自身は崩壊した。忘れないためにここにメモしたい。 
 鉤手:緩やかな円を描くように自分よりやや外側に手を回す。基本は掴まれている手を切ることではなくて、相手の肩をコントロールするきっかけを作ること。うまくいくと五指を開いた手を握るだけで自然に相手の手がスポッと抜ける。五指は大指球と小指球に力を入れる程度で十分。バッチと開くのは現実的でなくだめ。 
 抜くとき:手のひらを閉じることで手首が細くなって抜ける。指の間を切ることは意識しすぎないほうがいいい。 
 目打ち:目打ちの方向は縦振り。ひじを出した横振りは内受けで簡単に受けられるが、縦は受けるのが難しい。また早い。 
 巻き抜きと龍投げと逆小手:巻きぬきから逆後手までは相手の手が離れることは無い。相手の手に蛇が巻きつくようなイメージ。これも相手の肩をコントロールするイメージが重要だが、逆小手をかけるときは相手の腕がカチッと固まっていないところをうまく内腕刀で押してあげる形になる。これが難しい。あせるとできない。ぐいっとやると大抵だめ。蛇が巻きつく感じ。蛇のように巻きつくので逆小手を延長するとそのまま龍投げになる!えい、えいと二回の動作にならない。 
 大学のときは誰かを捉まえて飽きるまで練習できたが今はそうはいかない。場所も無ければ人もいない。こうやって記憶にとどめようとするが、感覚は直ぐに失われてしまうのが残念。

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