mai 24, 2016

過去日記(白鳥の湖 Le lac des cygnes 2005年12月28日05:25)


オペラ座バスチーユでオペラバレー団の白鳥の湖を見た。

話の筋は有名であるが、ロスバルトという悪魔に家来もろとも白鳥の姿にさせられているオデッタ姫がジグフレッド王子と出会う。オデッタ姫に掛けられた魔法を解く唯一の方法は永遠の愛の誓いだという。オデッタ姫の美貌に虜になったジグフレッド王子は何とかしてオデッタ姫に自分の気持ちを伝えようとするが、白鳥の姿に戻る時間が来てしまう。
ジグフレッド王子は母親の催した宴にいる。ここにはいろんなところからジグフレッドの妻の候補として娘が招かれている。各国の踊りが披露される。しかしジグフレッドは上の空だ。そのとき、オデッタ姫と瓜二つの「生物」が宴に登場した。ロスバルトの妹が変身した「黒鳥」であった。黒いがオデッタ姫とそっくりである黒鳥にジグフレッドはついに愛の誓いをしてしまう。誓いの瞬間会場に激しい風が吹き荒れ、ジグフレッドは大きな過ちを犯したことを後悔し倒れる。でも既に遅い。
気が付くと白鳥のオデッタ姫がいた。悲しみの中二人は踊る。でもすぐにロスバルトがやってきて二人を引き裂く。白鳥は闇の中に連れ去られ永遠の悲しみの中ジグフレッドも倒れる。

悲劇だ。最後にロスバルトが二人を引き裂いた後、別れを拒んでオデッタ姫が舞台の後ろで「もがく」のであるが、これがすごかった。オデッタの悲しみが伝わってくるようだった。

バレエよりサーカスがいいと言ったのは撤回します。バレエはすごい。
メインを踊っていたのはAurelie Dupont(Odette)Manuel Legris(Siegfried) Karl Paquette(Rothbart)



Aucun commentaire: