juillet 17, 2016

過去日記(Coppélia 2006年12月26日07:18 )

コッペリアを見に行った。サイトで調べると、いろいろな話があるようなのだが、ガルニエで購入したプログラムによると次のようなあらすじとなっている。 

Spalanzani博士が隠し持っている「娘」がいるのであるが、これは実はCoppelius博士と一緒に作った人形であった。この美しい人形に彼は魂を吹き込みたいと考えている。。。。というのがコンテキスト。 

登場人物は主役の青年フランツ、村の美しい娘スワニルダ、スパランツアニ博士(若?)、コッペリア博士(老?) 

フランツは綺麗なスワニルダに恋をしている。彼は都市に科学を学びに行くのであるが、それを終えて村に帰ると村にスワニルダを狙う恋敵がいることを知る。それは自分の家を実験室に改造し何かを研究しているとうわさされているCoppelius博士であった。 

コッペリウス博士は好奇心に満ち溢れるスワニルダに自分の実験室の鍵を渡す。スワニルダは彼女の友達を連れて実験室に忍び込む。 

実験室にはたくさんの仕掛け人形が置いてある。これらの人形のコミカルなダンスを楽しんでいると、スワニルダはそのうちに大きな本を見つけ、その中に自分そっくりの人形を見つける。実はコッペリウス博士はこの人形に恋をしているようだ。 

どういうことかわからず、パニックになるスワニルダをコッペリウス博士が襲う。これを後から入ってきたフランツが救う。コッペリウスは自分の夢かなわず、舞台から去る。 

(プログラムによるとコッペリウス博士が老人、スパランツアニがフランツの恋敵、のように書かれているが、バレエの配役では、コッペリウス博士の方が若く、スパランツアニが老人のようになっていたと思う) 

バレエダンスには悲劇が多いのだが、これはハッピーエンド。 
大きな本に入っている実物大の人形、それに命を吹き込むという設定。地下の秘密の実験室、とそこで踊る少女のコントラストが絶妙。 
途中に出てくる人形のコミカルな動きがあったりしてとても楽しいものだった。 

演出 Patrice Bart 
Swanilda, Nolwznn Daniel 
Frantz, Alessio Carbone 
Coppélius, Wilfried Romoli 
Spalanzani, Fabrice Bourgeois

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